2006年度秋山山行

山行名: 2006年度秋山山行
期間: 10月7日(土)〜8日(日)
対象: 燧ケ岳から至仏山
山域: 尾瀬
メンバー: (CL)小森、(SL)西山、青、今村、杵島先生、千葉コーチ


2006/10/7 雨
沼山峠6:00―ミノウチ岳10:10〜10:20―爼粠10:45〜10:50―紫安粠11:15〜11:25―下田代キャンプ場14:00〜14:10―山ノ鼻15:50

2006/10/8 雨
山ノ鼻6:15―至仏山9:10―小至仏山10:30―鳩待峠12:20

夏が終わり、先輩方が引退してから初めての山行となった尾瀬。私にとっては2度目の尾瀬だった。
計画していた行程では、1日目に燧ケ岳、2日目に至仏山、3日目に笠ヶ岳を経て水上方面に下山する予定だった。しかしながら、現実には2日目に至仏山到着後、鳩待峠にエスケープし、計画失敗に終わった。
その原因は悪天候である。山行前より懸念されていた雨は1日目、2日目ともに降り続け、2日目至仏山頂上付近では雨がみぞれに変わっていた。また、至仏山登山時、森林限界を越えてから風がとても強くなった。あとでこの原因は台風だったことが発覚するのだが、前日天気図取りに失敗した私たちは、この日台風が来ることを認識していなかったのだ。
結果、鳩待峠にエスケープすることを決め、計画は未達成に終わった。しかし、この山行からは自然は時として脅威となることや天気図の重要性など山岳部としてもっとも基本的なことの重要性を改めて認識することができた。
また、CLとして初めて判断しがたい局面に遭遇したが、経験のない悪天候の中、自ら考えた結果これ以上進むのは危険と判断できたのはこれから山岳部でリーダーシップを担う者として非常に良い経験となった。